魂の時代を生きる智慧(ブッダの教え一日一話より)3

魂の時代を生きる智慧(ブッダの教え一日一話より)3

 

苦しみが消えるとき

今まであった苦しみが、さっと消える瞬間

「気分がいい」と感じます。

 

立っていて疲れた人が

座った瞬間に楽しみを感じる。

立っているという苦しみが消えた瞬間

楽しみを感じるのです。

 

お腹がすいた人は、一口目がとても美味しい。

口にした瞬間、空腹の苦が消えるからです。

 

苦しみは、原因が消えれば、瞬時に消えるのです。

苦が消えることが、すなわち楽であり、

幸福感の正体です。

 

もしも楽だけがあったら

一口食べると幸福、二口目も幸福、

十口目も幸福なら、お腹が裂けるまで食べ続けます。

死ぬまで止まらないでしょう。

 

一口食べて幸福を感じるのは、

強烈な空腹が減ったからです。

 

二口目は、それほど幸福感はありません。

空腹の苦が小さくなっているからです。

 

十口目になると、空腹の苦はありません。

 

今度は満腹の苦が生まれます。

それで食べるのをやめるのです。

 

もしも生きることに楽しか感じなかったら、

人生はすぐにゲームオーバーです。

 

大喜びは長続きしない

それなりに不幸でないと、喜びはありません。

お金が無くて、食べ物が無い、

住むところもない人が、

5千円もらったら、大喜びです。

しかし、大金持ちの人は、

何も喜びを感じません。

 

歩けなかった人が、

歩けるようになったら大喜びです。

健康な人は、どうってことないでしょう。

 

大喜びは、長く続かず一瞬で終わります。

そして、また次の喜びを求めます。

 

人は幸せを嫌がるのです。

幸せは退屈で、たまらないし、

大喜びが訪れないからです。

 

何を得た、何を成し遂げた

しっかり頑張って、あらゆることに挑戦し、

成功して大きな会社の社長になったとしても

奴隷のように働いただけなのです。

 

株式会社になればなったで、自分の手から離れていく。

会社が大きくなっても、

年を取れば、自然と自分の手から離れていく。

 

そして、死を迎えるとき

自分が何も手にしていないと気づくと

人は悔しいのです。

 

実のところ「何を得た」「何かを成し遂げた」

「どういった評価があるか」などは、

自分の幸せとは関係ないのです。

 

大切なことは、その都度その都度

やるべきことを

しっかりやることなのです。