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魂の時代を生きる智慧(ブッダの教え一日一話より)5

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ノーマルライフ

シンプルライフというのは、

そうでもない生き方のおかげで成り立っているのです。

 

ファーストライフが悪いのだったら、

スローライフも悪いのです。

 

私達に必要なのは、ノーマルライフです。

何かを敵にして対立する生き方ではないのです。

 

焦ることもなく、止まることもなく、

自然に流れるような生き方がすばらしいのです。

 

今の世の中、仕事に追われ、時間に追われ、

何かに常に追われているような感じがします。

急ぐこともなく、止まることもなく

普通に歩いていくことが、本当に難しく

思える時代になってきました。

 

こんな時代だからこそ、意識して

ノーマルな人生、生き方を

もう一度見つめ直してみましょう。

 

何も残らない

人類の文明そのものが、「私は死なない」

というウソを前提にして出来ています。

 

「死なない」という思いから、

名誉や財産を自分のものにしようとします。

他国を征服した指導者は、自分の銅像を建てたりして

永遠に自分が存在し続ける気持ちになるのです。

しかし、栄華をきわめたローマ帝国と同じで、

何一つ残りません。

 

名誉や財産を沢山もっていても、みじめに死んでしまう。

最後は墓場です。

 

事実を認めて、「みんな死ぬ」という前提で生きれば、

日々美しく平和に暮らそうということになります。

 

人は、あの世にまで、名誉や地位や財産を

持っていけないのです。

最後はどんな人でも、魂だけになるのです。

 

飾り物が省かれ、

残った魂がどれだけ美しいかで、

その人の本当意味での価値が問われるのです。

 

光からさらなる光へ進む道

私たちは、それぞれの願いや希望を抱き、

自分の「光」にして生きています。

 

しかし、その願いや希望は、

私たちの心を支配する欲や怒り、

無知という煩悩の「暗闇」から発しているのです。

破壊的エネルギーである煩悩から生まれた

願いや希望は、「光」ではなく「炎」となって

人生に大きな悩み、苦しみをもたらします。

 

ブッダは「暗闇」から生れた願いや希望を捨て、

「今正しいことを行う」生き方を示されました。

それが、中道・八正道です。

「気づき」という光から、「智慧」という

さらなる光へ進む道なのです。

 

私たちの願いや希望は

常に外側に向いていることが多いですね。

それは、地位や名誉や金品だったり・・・

全て、煩悩からくる願いや希望なのです。

 

本当の願いや希望の向かう先は

いつも心の内面に向かうのです。

それが光から光へと進む道なのです。

 

問題ばかりの原因

この世の中は問題ばかりです。

それは特別なことをしたので、そうなったのではありません。

普通に生きている結果なのです。

 

あらゆる問題は、

「自分自身に気づかないでいる」

から起こるのです。

 

私たちに出来ることは、

自分自身に気づいて生きることです。

自分自身に気づいて生きていると、

問題が起こりそうな瞬間がよくみえます。

 

そうなると、あらゆる問題もなくなるでしょう。

 

私たちの身の回りに起こっている問題

それは、他でもない自分自身が

起こしている問題なのです。

 

殆どの人がそれに気がついていません。

問題が起こると、それは相手が悪い

それは会社が悪い、それは親が悪い

それは世間が悪い、それは世の中が悪い

そうやって、問題はすべて

自分以外が原因で起こっていると

思い込んでいます。

 

でも、あなたの身のまわりに起こる問題は

すべて、あなたが起こしている問題なのです。

そして、それはあなた自身が解決する問題なのです。

だれの問題でもありません。

あなた自身の問題なのです。

 

それに気が付けば、

実は問題など、どこにもないことが

わかるのです。

自分を知り尽くす

人間のことなら、

何でも知り尽くした方がいいのです。

 

それは意外と簡単です。

あなたは人間の一人です。

 

自分のことを知り尽くしてください。

 

自分を知り尽くせば、

人間について何でも知る人になります。

 

死ぬまぎわでも悟れる

ブッダの説かれた人格向上の道は、

死ぬまぎわまでも、歩めるものなのです。

その実践法は「いまの瞬間の自分とは、何か」

と観察することだからです。

 

死ぬまぎわまでも、

今の自分の痛みや、体の感覚、

不自由であることなど、観察できます。

 

そして、これまで生きていたのに、

すべて自分から離れていくと観察すると、

すぐに「無常」と「無我」に遭遇します。

「生は虚しいことで、苦しみであった」と体感します。

こうして、死ぬまぎわまでも悟る可能性は

大いにあるのです。

 

人は、最後の最後まで、

魂の修行を行うのです。

悟りを開くことは、普通の人では

なかなか難しいと思います。

でも、生きるか死ぬかの

こうした瞬間に

大きな学びがあるのかも知れません。

 

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