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10人の法則(著者 西田文郎)99%の人間は「図に乗ってしまう」

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著者の紹介

著者の西田 文郎(にしだ ふみお)さんは、日本のイメージトレーニング研究・指導のパイオニアです。
1949年に東京都で生まれ、現在は株式会社サンリ 代表取締役会長、JADA日本能力開発分析協会会長、西田塾塾長、西田会会長等をされています。
1970年代から科学的なイメージトレーニング研究を始め、能力開発プログラム「SBTスーパーブレイントレーニング」を構築しました。スポーツや企業など数多くの分野で、科学的で実践的なメンタルマネージメントの導入を実施し、あらゆる分野で数多くの成功者を輩出し『能力開発の魔術師』と呼ばれています。
現在はトップアスリートのメンタルアドバイザー、企業の社員教育、ビジネスマンの潜在能力開発セミナーなどの講師として指導に当たっており、経営者だけに開催している「西田塾」では、全国から参加者が集まり、その門下生は数千人に上るそうです。

引用元:西田文郎 Official Site

 

著書の冒頭のまえがき、この話から始まります。子供の頃に歌った記憶のある歌、「10人のインディアン」

10人のインディアンの少年が食事に出かけた 一人がのどを詰まらせて、9人になった

9人のインディアンの少年がおそくまで起きていた 一人が寝過ごして、8人になった

8人のインディアンの少年がデヴォンを旅していた 一人がそこに残って7人になった

7人のインディアンの少年が薪を割っていた 一人が自分を真っ二つに割って、6人になった

6人のインディアンの少年が蜂の巣をいたずらしていた 蜂が一人を刺して、5人になった

5人のインディアンの少年が法律に夢中になった 一人が大法院に入って、4人になった

4人のインディアンの少年が海に出かけた 一人が燻製のにしんにのまれ、3人になった

3人のインディアンの少年が動物園を歩いていた 大熊が一人を抱きしめ、2人になった

2人のインディアンの少年が日向に座った 一人が陽に焼かれて、一人になった

1人のインディアンの少年が後に残された 彼が首をくくり、後には誰もいなくなった

「そして誰もいなくなった」アガサ・クリスティー/清水俊二訳

これはアガサ・クリスティーの小説「そして誰もいなくなった」のモチーフにもなった有名な歌です。

小説の中では、歌の通り、次々に人が殺されていきますが、実に不気味な歌ですね。
引用元:著書「10人の法則」

斧で頭を割ったり、首を吊ったりすることも、それはそれで怖いのですが、本当に不気味で怖いのは、一人、また一人と人が減っていくことだと言います。

 

社会的動物である人間には、分離不安というのがあって、自分だけが一人になることに対して、本能的な不安と恐怖を覚えるそうです。

一気に一人になるのでなく、徐々に減っていくと言うのは、確かに不安になったり怖くなったりしますね。

 

私の住む地域も、過疎化が深刻で、徐々に亡くなる人が増えています。

 

まるでこのインディアンの歌のように、一人また一人と減っているので、将来に何かしら不安を感じるのは良く分かります。

 

「調子に乗る」と「図に乗る」を同じ意味で使うことがあるけれども、厳密にいうと2つの言葉の意味は違うと著者は言います。特に経営者がいよいよ絶好調になったとき、2つのタイプに分かれると言います。

 

「調子に乗る」人と「図に乗る」人です。

 

「調子に乗る」とは益々調子に乗ってよくなることで、「図に乗る」と言うのは、いい気になって付け上がると言うことです。

 

「調子に乗る」と「図に乗る」では、意味が全く違うと警鐘を鳴らしています。

 

しかも99%は「図に乗る」らしいのです。

 

今まで頭が低く謙虚であった人ほど、この勢いの付いた時は、すぐに図に乗ってしまい手が付けられないらしいのです。

 

上り調子の時に試されるのが「志」です。

 

ある成功者が自分の事業に成功し、借金を返し1億円の預金が出来たとき、涙が出るほど嬉しかったと聞いたそうです。

 

普通こう聞くと羨ましいとか思うかもしれませんが、その成功者が1億円を貯めるのが「志」であったとしたのなら、何ともつまらない「志」だと言います。

 

預金額でうれしいは本人だけであって、自分だけがうれしいのです。

 

そんないとも簡単で、レベルの低い「志」では、すぐに図に乗ってしまい、舞い上がり、つけ上がってしまうのが落ちだと。

 

志の高さは、自分の努力によって幸せになる人の数で決まると言います。

 

実に重みのある言葉です。

 

このような成功者に対して、心の在り方「マインドセット」を、かなり厳しく指摘されています。

 

経営者に対して指導しているだけあって、一つ一つの指摘が的を得ており、ビシビシと心に響いてきます。

 

人生の師を持つことが、最高の開発プログラムであると言います。

 

身のまわりに師となる人が必ずいるそうです。

 

「私には師になる人がいない」と言うのは、それはその人が如何にも図に乗っている証だと指摘します。

 

謙虚に素直になれば、身の回りに必ず師となる人が見えてくるのです。

 

また、自分の事を知りたければ、自分がどんな人間と付き合っているかを、きちんと分析すれば自ずとわかると言います。

 

自分の身の回りの人が、上司や仲間の批判や悪口ばかり言っているのであれば、あなたもその人達と同じだという事です。

 

著者は言います。

 

悩みを解決したいのなら、異業種の10人と付き合い、感謝している10人に感謝の言葉を伝え、お金持ちになりたければ10人の金持ちと付き合い、やる気のある人になりたいのであれば、やる気のある10人と付き合いなさいと。

 

大成功者と呼ばれる人は、図に乗ることなく、社会や世界や人類のために、とてつもない理念を掲げているのです。

 

社会的に成功し裕福になったとしても、人間的成功を伴わなければ、人はやはり幸せな成功者とはなれないのですね。

ご興味がある方はどうぞお読みください

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  • この記事を書いた人
TSUTOMU ISHIKAWA

TSUTOMU ISHIKAWA

製紙会社で紙製品のデリバリー管理業務を8年間、福祉関係の専門職員を8年間勤めました。その後、地域貢献を志し政治の世界へ進みます。市会議員と国会議員公設秘書を通算5年間勤め、その後民間企業で5年間経営を学び独立起業しました。順調にステップアップしていたかに見えましたが、神様はここで私に精神の修業を命じます。50歳を目前に起業した事業が失敗し廃業・借金・うつ病・離婚等を経験します。 そして社会から完全に脱落。 病気から回復後に経済至上主義の競争社会に疑問を抱き、自身の失敗経験と反省から、この厳しい時代に凡人の中高年が、どのように生きるべきかを実践を通じて学んでいます。ビジネスマインドを始め、幸せな成功を目指すためのライフスタイルなど、将来に不安を抱える中高年の方々へ、新しい時代へ向けての生き方などをご提案しています。

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