「無用の長物」と言う言葉を聞いたことがあると思います。

あっても、かえって邪魔になるくらいで、

役に立たないものという意味です。

 

私達は多くの物を所有しています。

例えば、ポールペンをあなたは何本持っていますか?

1本だけを大事に使っていると言う人は

ほとんどいないと思います。

 

ハンカチは何枚持っていますか?

これも1枚を大切に使っている人は

殆どいませんね。

洗い替えがいるので、最低2枚以上は

皆さん普通に持っているでしょう。

 

日本で住んでいれば、これが当たり前で

何も疑問もなく過ごしています。

 

一歩外へ出て、アラブへ行ってみましょう。

すると、ボールペンを2本持っていると

ある人が、そのボールペンを私が

使ってあげるから、1本私にくれと言います。

 

私達は恐らく

「何で?見も知らずの人にあげなくては?」

そう思うでしょう。それが私達の普通です。

すると、たちまちに私達をケチ扱いします。

普通に蔑みます。

 

アラブでは、富める者には施しをする義務があり、

貧しいものは施しを受ける権利がある。

これが普通の考え方なのです。

アラブ以外でも、インド当たりも同じ考え方のようです。

 

つまり、ある国では

2本もボールペンを持っているのは

裕福な証であって、

それを1本施すのが、普通の在り方だという事です。

 

よくよく考えてみれば、

ボールペンを2本同時に使うことなど

滅多にないのです。

ですから、見方を変えれば

私達の持っているものは

無用の長物ばかりかも知れません。

 

出家した僧侶には、厳しく持ち物を制限されています。

私達は僧侶ではありませんから

そこまで制限する必要はないかもしれませんが

自分の身の回りを

一度点検してみるのも大事な事かも知れません。

 

無用の長物を持っていたり

若しくは、それを欲しがって

日々を送っていたりしていませんか?

ゆったりと自分の心と向き合って

考えてみる時間も必要かも。

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